茂木栄五郎の経歴と成績を完全網羅!

茂木栄五郎選手は、東京都小金井市出身のプロ野球選手で、内野手として活躍しています。彼のこれまでの歩みと成績を詳しくご紹介します。

1. 出身地と学歴

茂木選手は東京都小金井市で生まれ、小金井市立小金井第四小学校に通いました。小学1年生の時に武蔵府中リトルで硬式野球を始めました。中学時代は武蔵府中シニアに所属し、桐蔭学園高等学校へ進学。高校では1年秋から「4番・三塁手」としてレギュラーに定着し、秋季関東大会で本塁打を放つなど活躍しました。

その後、早稲田大学に進学し、1年春から正三塁手として東京六大学野球のリーグ戦に出場。打率.267、10打点の成績でベストナインに選ばれ、チームの春季優勝に貢献しました。大学3年時には不整脈を発症し手術を受けましたが、復帰後も好成績を残し、4年時の全日本大学野球選手権大会では打率.615、2本塁打、8打点で首位打者とMVPを獲得し、チームを優勝に導きました。

2. プロ入りと楽天時代

2015年のドラフト会議で、東北楽天ゴールデンイーグルスから3位指名を受け、契約金6000万円、年俸1200万円で入団。背番号は5。2016年の開幕戦では「6番・遊撃手」として先発出場し、楽天の新人野手として初の開幕戦先発出場を果たしました。同年5月11日の対西武戦でプロ初本塁打を記録。シーズン通算で117試合に出場し、打率.278、7本塁打、40打点の成績を残しました。2017年は「1番・遊撃手」として定着し、5月14日の対ソフトバンク戦で自身初の満塁本塁打を放つなど活躍。しかし、6月に右肘を痛め戦線離脱。復帰後も打撃でチームに貢献し、シーズン通算で103試合に出場、打率.296、17本塁打、47打点を記録しました。

3. 主将就任とその後の活躍

2020年、三木肇監督から主将に任命され、「1番・遊撃手」として開幕を迎えました。シーズン中盤には「3番・三塁手」としても起用され、9月11日の対日本ハム戦では延長10回裏に逆転サヨナラ本塁打を放ち、9月度の「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞」に選出されました。しかし、9月下旬に腰痛を発症し、シーズン通算で73試合に出場、打率.301、7本塁打、33打点の成績を残しました。

2021年は「5番・三塁手」として開幕し、主に「6番・三塁手」として120試合に出場。打率.259、14本塁打、53打点を記録し、三塁手としてのUZRは12球団トップの数値を示しました。しかし、コンディション不良による一時離脱もあり、11月25日には腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けました。

4. ヤクルトへのFA移籍

2024年12月5日、東京ヤクルトスワローズは、国内フリーエージェント権を行使していた茂木栄五郎選手の獲得を発表しました。茂木選手は桐蔭学園高校から早稲田大学を経て、2015年にドラフト3位で楽天に入団。プロ9年間で通算781試合に出場し、打率.271、746安打、75本塁打、291打点、51盗塁の成績を残しています。

今季は46試合に出場し、打率.265、1本塁打、8打点を記録しました。ヤクルトでは内野のユーティリティープレーヤーとしての活躍が期待されています。