堀井学衆議院議員の経歴ついて紹介します。もともとは冬季オリンピックのスピードスケートの選手!

2024年7月18日のニュースで、自民党が離党届を受理したということで話題になっている堀井学衆議院議員ですが、過去の経歴をご存じない方もいらっしゃると思いますので、調べてまとめてみました。

経歴

堀井学(ほりい まなぶ)、1972年2月29日生まれ、北海道室蘭市出身の、日本の政治家です。

自由民主党所属の衆議院議員で、2024年7月現在は4期目。

内閣府副大臣、外務大臣政務官を歴任。過去には北海道議会議員も務められています。

もともとはオリンピック選手

堀井学さんは、小学4年生からスピードスケートを始めています。

その後白樺学園高等学校、専修大学商学部へ進学しました。

1994年、専修大学在学中には、リレハンメルオリンピックのスピードスケート競技の500mで銅メダルを獲得しています。

大学卒業後は、王子製紙を経てPJMジャパンに所属して協議を続けました。

1998年の長野オリンピック、2002年のソルトレイクシティオリンピックに500mと1000mで出場しますが、入賞を逃し、現役を引退しました。

昔は、坊主頭で、筋肉隆々という感じで、すごいスポーツマンって感じでした。また、代表チームでも中心的な存在だったように記憶をしています。

チームを引っ張りリーダー的な印象を持ったのを覚えています。

政界進出

現役引退後は、北海道議会議員になったようです。2007年4月執行の統一地方選挙において、自民党登別支部の役員から出馬を打診されて、その時には即答しなかったようですが、その後、橋本聖子議員から出馬と直接要請された後に、出馬を表明されています。

橋本聖子議員もスピードスケートの選手でしたから、先輩から言われたらNoと言えないということでしょう。体育会系ではよくある話なのかなとも思ったりしました。

北海道議会議員には、2期目も当選して、その途中に国政に出てきています。

2012年、鳩山由紀夫氏の対抗馬として、北海道9区から自民党公認で立候補しています。

その北海道9区は、小選挙区制が導入されて以来、自民党が過去1度も議席を獲得できていない選挙区だったそうです。

結局、その選挙の前に、鳩山由紀夫氏は引退を表明して、別の民主党(当時)公認候補が立候補しましたが、圧勝で堀井学氏が当選しています。

その後、4期、衆議院議員を務められています。

何が問題になって離党したか

それだけ人気のあった議員ですので、政治資金をめぐる裏金問題(パーティー券のキャッシュバック問題)では、5年間で1200万円を受け取ったということで認めています。

自民党に離党届を提出した原因は、それではなく、選挙区の有権者に「香典」を渡したということで、公職選挙法に違反している疑いがあるということを報じられ、その件で、東京地検特捜部が議員会館の事務所や地元の事務所に家宅捜索に入ったということです。

どうも、香典の金額や渡す相手も本人が指示していたということです。

複数回に分かれており、合計で数十万円になっているということです。

公職選挙法では、政治家本人が参列してその場で渡す場合を除き、選挙区内の人に香典を渡すことを違法な寄付にあたるとして禁じているようです。

本人が参列して渡せばよいが、そうでないということが問題のようですね。