厚生年金を非正規社員に拡大-副業起業のチャンス!

厚生年金を非正規社員に拡大とは

短時間労働者(パートで働くひと)の厚生年金が拡大されるようです。

現在は従業員101人以上の企業に対しては、短時間労働者の厚生年金への加入を義務にしています。今後(今年の10月)には、これが51人以上になります。

これを、今後は、人数に関係なく加入するように、企業規模の条件を撤廃していきます。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6502555

厚生年金を非正規社員に拡大されるとどうなるのか?

厚生年金を非正規社員に拡大するとなにが起こるのでしょうか?

まずは、給料をもらう側の変化としては、いまは、給料から住民税と所得税だけが引かれていますが、それに加えて、社会保険料(約15%)を引かれることになり、手取り金額が減ります。また、交通費にも、社会保険料がかかりますので、遠くから通っている方はその分多く惹かれることになります。一方で、年金を受給できる年齢になれば、払った金額に応じて、年金を貰えるようになります。

次に、給料を払う側の変化としては、非正規社員が負担した社会保険料と同じ額を会社が支払います。厚生年金からすると、ダブルで取れるということですね。一方で、企業側からすると雇用コストが1.15倍になるということですね。

そのような状況で、会社は給与支給額を上げていけるでしょうか?また、5%程度昇給があったとしても、15%も引かれる分が増えるようになります。

なぜ副業起業のチャンス?

もしも、今、本業で厚生年金に加入していない人で、国民年金・国民健康保険に加入している人は、チャンスです。

副業をして稼いでいる人は、その分国民年金保険料をたくさん払っているはずです。もしも、本業で加入できるようになるのであれば、国民年金・健康保険には加入できなくなりますので、保険料は減る可能性があります(国民年金保険料をどれだけ払っているか?によります)。

いままでは「稼げば稼ぐほど年金保険料が増えてしまうのでいやだな」と思ってた人も稼ぐのをセーブする必要がなくなるわけですね。どんどん稼げるようになります。

これは、副業起業のチャンスと言えますね。

副業起業で税金が減るってホント?

逆にサラリーマンの人も、副業起業のチャンスです。

副業で開業届を出して稼ぐことができれば、さまざまなものが経費に経常できるようになります。たとえば、家賃・通信費・電気代ですね。全てを経費にすることはできませんが、生活で利用している分と副業で利用している分の割合で例えば30%は経費にするということができます。

家賃・通信費・電気代の30%分にかかっている税金が減ることになります。もちろん、継続的に副業で収益を上げる前提になります。

さらに、たくさん稼げるようになってくれば、将来的にも安定します。

ぜひ、これを機会に、副業起業を始めてみませんか?